夫のジルは1990年まで造園家として働いていたが、その後、父からシニャン村にある2エーカーのブドウ畑を受け継ぐやワイン造りが自分の天職と感じ、妻のクリスティンと共に他の区画の畑を買い足していく。畑はサヴォア地方の中心部、ボージュ山麓の南側斜面に位置している。使用品種は、モンドゥーズ、ペルサン、ジャケール、アルテス、ルーサンヌといった地場品種のみ。

1999年~2005年までの間に、区画のすべてを有機栽培、ビオディナミ農法へ転換。土壌づくりは、ハーブや海藻等を混ぜたビオディミ農法用調剤を使用、月のサイクルを尊重して畑の手入れを行っている。  結果、土壌がより肥沃になり、根が地中深く伸びていくようになり、ブドウの樹本来の力を取り戻していった。ワインの味わいも見違えるほど滋味豊かになった。有機認証Eco-cert も取得。

モンドゥーズの赤ワイン・La deuse ラ・ドゥーズ2015の畑は、シニャン村の高度400mにあるクレイ(Crays)・ボルディオ(Bordiot)という区画。樹齢9~26年のブドウの樹が1ヘクタールあたり7000本植えられている。土壌はシルト・石灰質。

ジャケールの白ワイン・Le jaja ル・ジャジャ2014の畑は、シニャン村の高度400mにあるフレット(Frettes)という南東を向いた区画。樹齢33年のブドウの樹が1ヘクタールあたり7000本植えられている。土壌はシルト・石灰質。

凝縮度が高く糖度と酸のバランスの整ったワインにするために、ブドウの樹1本あたり4~5房のみ残し、収量はわずか30ヘクトℓ/haである。サヴォア地方のブドウ畑の収量が平均70ヘクトℓ/haであることからも、半分以下の驚くほど少ない収量といえる。

収穫はすべて手摘み。熟した果実のみ手摘みするため、同区画で数度に分けて収穫する。

プレスは4時間から6時間かけてゆっくり行われる。ポンピングをせずに、重力のみで自然に流れ出す果汁をタンクに移す。醸造は自然酵母の働きで発酵を促し、SO2の使用は最低限に抑えている。醸造やボトル詰も月のサイクルを尊重しながら行われる。

【信条】自然と共鳴し持続可能な農業を行うこと。日々クリエイティブな思考と作業を、家族のような仲間と共に積み重ねていくこと。進歩を続けるために、慎み深さ、好奇心、研ぎ澄まされた感性を保つこと。

 

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